3密(三密、さんみつ)を避けたニューノーマルな週末の楽しみ方!

新型コロナウイルス感染症の世界全体での1日あたりの新規感染者数は、6月8日に13万6千人を超え、過去最多を記録したようです。日本国内においては、緊急事態宣が解除され収束に向けて少しずつ動いているようですが、新規感染者が報告されない日は未だに訪れていません。

油断は禁物ですが、生きていく上では楽しむことも必要ですよね。何もかも自粛するのではなく、また、何の対策もせずに遊ぶのでもなく、一人ひとりがしっかりと対策をした上で楽しむことが重要だと思います。そこで、どういった楽しみ方ができるか、いくつか考えてみました。



目次

専門家会議で提言されていた基本的感染対策

まずはじめに、政府の専門家会議による「新しい生活様式」で提言されていた基本的対策について書いておきます。

出典: 厚生労働省HP「新しい生活様式」

感染防止の3つの基本①身体的距離の確保 ②マスクの着用 ③手洗い
・人との距離は、できるだけ2m(最低1m)空ける。
・遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ。
・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
・外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用
・家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。
・手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)

これに加え、日常生活を営む上での基本的な生活様式の中では
・まめに手洗いと手指消毒
・咳エチケットの徹底
・こまめに換気
・3密の回避(密集、密接、密閉)
・毎朝の体温測定、健康チェック
と書かれています。こういった個々人ができる基本的な対策は怠らないようにしましょう。

屋内での楽しみ方

緊急事態宣言下での生活で、オンライン飲み会やお茶会など自宅での楽しみ方は少しずつ定着してきたようです。コロナを機に、お菓子作りやベランダでの家庭菜園などの自宅でできる楽しみ方が趣味になった人もいるのではないでしょうか。

お菓子作りをする人が増え、バターなどの供給が追い付いていないとのニュースもありました。バターがなくても作れるシフォンケーキなどを焼くのも良いですし、アレルギーや健康志向の方向けに、バターを使用しないお菓子のレシピ本などもたくさん販売されています。購入できる材料で作れるものを作って楽しみましょう。

お菓子作りに限らず、パズルをしたり、DIYをしたり、自宅で楽しめることはたくさんあります。広い庭やベランダがある家では、家族でバーベキューやテントを張っておうちキャンプをするのも良いですよね。また、オンラインでセミナーやイベントなどが開催され、人が多く集まる場所に行かなくても勉強したり楽しんだりできる機会が増えているようです。

また、専門家による提言内でも遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶよう書かれていますが、屋内施設でも業種別のガイドラインに従って対策がなされているはずです。営業が再開されていても一部のみの営業など制限のある場所も多くあります(6/12現在)。事前に調べ、しっかり対策が講じられているか確認した上で利用するのが良いと思います。それに加え、自分でできる基本的な対策を心掛けましょう。

屋外での楽しみ方

屋外でも人が多く集まる場所はなるべく避け、他人との距離が十分に保てる場所を選んで楽しむようにしましょう。自宅から近い場所を選ぶのが心理的にも安心だと思います。

また、これからの季節、屋外で高温や多湿などの環境下では熱中症のリスクが高くなるので、人との距離が十分にとれる場所では意識してマスクをはずすようにし、感染症と熱中症の両方の対策をする必要があるようです。「新しい生活様式」における熱中症予防のポイントについては厚生労働省のホームページをご確認ください。 <コチラ>

・家庭菜園
・サイクリング
・釣り
・ハイキング
・ピクニック
・バードウォッチング
・ウォーキングしながらの植物観察
などを個人的にはいつも楽しんでいます。屋外に出かけるとは言え、人が多い場所には行かず自宅から少し離れる際にはマスクを常に持ち歩くようにしています。

屋外かつ人が少ない場所では開放的な気分にもなれ、様々なアクティビティが楽しめると思います。身近な自然の中で楽しむ方法を知っておくことをオススメします。また、防災グッズになるものもありますし、これを機にアウトドアグッズを揃えてみるのも良いと思います。個人的にも今後車中泊ができるようなグッズを揃えていきたいと思っています。

編集後記

全国で緊急事態宣言が解除され、街に活気が戻り始めています。また、悪化する経済状況立て直しのために、観光業を始め様々なキャンペーンが実施されているようです。明るいニュースが増えるのは良いことですよね。

しかし、未だに特効薬と呼べるものはなく再流行の可能性が常にあるため、緊急事態宣言の再発令を避けるためには私たち一人ひとりができる感染対策を継続する必要があります。