上海地下鉄がAlipay(支付宝,アリペイ)に対応!
2018年1月20日から上海地下鉄の全線の改札でQRコード決済が導入されたようです。QRコード決済は、Alipayと銀聯カードに対応しています。
ただし、2018年1月時点ではAlipayのAPPを直接かざすわけではなく、「Metro大都会」という上海地下鉄専用アプリの決済にAlipayアカウントを紐づけることで、利用が可能となるようです。
改札にはこのような機器が設置され、QRコードを読み込むカメラと接触型のICカードに対応する形となっています。以下上海地下鉄の情報になります。
企業情報
企業HP | http://www.shmetro.com/ |
リリース | http://www.shmetro.com/node49/ |
編集後記
上海地下鉄には定期券のようなものはなく、基本的にはSUICAのようなICカードか都度現金で切符を購入する形式となっていましたので、それにQR決済が加わり、財布なしで出掛けることが可能となりました。
あと注目すべき点は、今回のQRコード決済は、Alipayと銀聯カードのみが対応で、WeChat Payは対応していないことですね。上海の基盤インフラへのAlipayの導入は、Alipayの影響力を示す象徴的な出来事になったのではないかと思われます。